新型コロナワクチン接種後の乳房検査について

日本乳癌検診学会等から、新型コロナウイルスワクチン接種後に、注射した側の腋窩(脇の下)リンパ節が一時的に反応性に腫大することがあると報告されています。(ワクチン接種後のリンパ節腫大は、良好な免疫反応を獲得している兆候ですので心配はいりません。)一方で、通常の乳がん検診でのマンモグラフィや超音波検査では、腋窩リンパ節が明らかに大きい場合、精密検査が必要と判断されることがあります。

そのため、直営健診センターにおいてC健診・B健診で乳房検査を受けられる際、あるいは乳がん検診(専門健診)を受診される際には、新型コロナウイルスワクチン接種前、または最後にワクチン接種をしてから6週間以降に健診を受けられることを推奨いたします。
ただし、ワクチン接種後上記の期間以内でも、ご本人様の意志により検査することは可能です。

※画像診断の際の参考とするため、検査前に受付スタッフより乳房検査の対象者の方へ接種歴の有無を確認させていただきますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

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東中野保健センター 健康管理グループ
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