健やかな日々のための、第一歩

メンタルヘルス相談

2025年5月

BURAHOUSE/30代

 当時、私はあるプロジェクトの責任者を任されました。しかし前任者が近々居なくなること、加えて小規模ですが他のプロジェクトの責任者もしていたことから、経験したことのない重圧を感じていました。スケジュールはタイト、また社内の関係者とのやりとりや状況把握など、課題も山積していきました。ただ、前任者の方や関係メンバーのことを思うと、社内で相談などできない状況でした。
 数ヶ月たったのち、業後も仕事のことが頭から離れず、集中力が保てない日や夜うなされる日々が続きました。そんな時、ふとTJ Kの冊子で目にしたのが、メンタルヘルス相談の案内でした。「誰かに話を聞いてもらうだけでも楽になるかもしれない」そんな思いでメールをしてみることにしたのです。正直、はじめは何を話せばいいのかも分かりませんでしたが、【不安や悩みを文章にまとめることで、自分の気持ちや問題点を整理することもできます】という言葉から、1週間ほどかけてどんなことが原因で、今こう感じているのか、を何度もメールにまとめなおしました。そうして作ったメールを無事送付しました。
 その後驚いたことに、翌日返信をくださったのです。かなり長文になってしまった私のメールを全て読んでくださり、感動したのを覚えています。特に印象的だったのは、業務の心理的な不安はただのきっかけで、積み重なった自分の認知の歪みが不調を引き起こしていると気が付かされたことです。相談までに思考や感情を整理したつもりでしたが、追い詰められた状況だと視野が狭くなっていたことに気がつくことができました。
 それからは以前より冷静に自分の状況を見ることができ、業務の優先順位を見直したり、自分自身を大事に考えたりと、一歩ずつですが改善策を実行できるようになりました。そして、私自身も以前のような活力を少しずつ取り戻すことができています。改めまして、サポートいただきありがとうございました。

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