人間ドックは年1回の“行事”と気軽に考えていましたが、少し驚かされたことがありました。「心電図異常が認められます。精密検査が必要ですので、専門医をご受診下さい」との診査結果を受け取った年です。
自覚症状がまったくなかったため、再検査を受ければ経過観察程度ですむ病気なのだろうと高をくくっていました。しかし、精密検査で指摘されたのは心房細動とよばれる不整脈の一種であり、手術を勧められるほどの病気でした。新型コロナウイルスの関係もあり、多少の待ち期間がありましたが、半年後には心臓の手術を受けました。そして、その数か月後にはほぼ通常の生活に戻ることができました。
心房細動は検査の時に出現していなければ気がつくことができないらしいのですが、幸い、TJKの人間ドックにより見つけてもらえ、本人が手術の必要性を十分認識したうえで、早期に対応が取れたことは大変ありがたいことだと思いました。
その手術以降もTJKの人間ドックを受け続けていますが、丁寧で手際のよい職員の皆さんと落ち着いた待合室のおかげで気持ちよく検査に臨むことができています。お医者様と話をさせてもらう時間もあるのですが、過去情報を一元的にトレースすることができるので、手術後の経過を継続して話題にすることもできます。このため、安心感と納得感があり、終わった後は身も心も軽くなったようになります。
「異常」や「精密検査」といったことばが診査結果に含まれていると驚いたり不安になったりしますが、早期発見はより良い着地につながりますので、最高の家庭医のような気持でTJKの人間ドックとお付き合いさせてもらっています。
TJK人間ドックは最高の家庭医
西新橋保険センター C健診
2021年11月頃