東京都情報サービス産業健康保険組合
理事長 安藤 文男

2025年10月1日をもちまして、東京都情報サービス産業健康保険組合(以下、TJK)は創立50周年を迎えます。
これもひとえに加入事業所、加入員の皆さまと事業運営にご協力をいただいた皆さまの永年にわたるご厚情とご支援の賜物と、心より御礼と感謝を申し上げます。
50年前、ICT業界は「ソフトウエア産業振興協会(ソフト協)」「日本情報センター協会(センター協)」「日本パンチセンター協会(パンチ協)」等の業界団体に分かれていました。
当時の業界には総合健保がなく、多くの会社が政府管掌健康保険(現:協会けんぽ)に加入する中、『社員の福利厚生を充実させたい』という各社の思いが高まっていました。この思いに賛同した日本電子計算機㈱(現:㈱JECC)が発起人となり、設立準備世話人会を設置。各団体をとりまとめ、話し合いと監督官庁等への折衝に3年を要し、1975年10月に「東京都情報処理産業健康保険組合※」が創立されました。
多くの健康保険組合で疾病対策と医療費の支払いが主な業務である中、TJKでは設立当初より『社員の福利厚生を充実させたい』『社員と家族の健康を守りたい。』という理念のもと、健康管理・健康増進事業に力をいれてまいりました。これは現在のTJKパーパス「“健康”をつくる。“生活”をつくる。“安心”をつくる。」につながっております。
創立当初、加入事業所70社、加入員1.1万名でスタートしたTJKは、50年目の現在、約1,600社、加入員45.5万名と大きく成長いたしました。
「健康を未来へつなぐ~あなたのそばにTJK~」。これが50周年のコンセプトとなります。
TJKでは加入員の皆さまの健康を、現在だけでなく未来に向けて持続的に守り、さらに良くしていくための事業―健康管理事業・健康増進事業に注力してまいります。
加入事業所、加入員の皆さまには、より一層のご指導ご支援をお願い申し上げ、TJK創立50周年のご挨拶とさせていただきます。
※1995年10月に「東京都情報サービス産業健康保険組合」に名称変更